産後は母乳や体力回復のためにカロリーの高いものをとった方がいいの?
産後の食事で注意しなくてはいけない事がいくつかあるのですが、産後は体力が減ってしまうので、しっかりとカロリーを摂取した方が良いと言われる事もありますが、それは大きな間違いです。
そこで、産後にはあまり食べない方がよい物をいくつか紹介していきます。
まずは果物ですが、果物のイメージは健康に良くてエネルギー源にもなるから食べても問題ないのではと思っている人も多いのではないでしょうか。
もちろん果物はとても健康に良い食べ物なのですが、物によっては糖分が多い場合もありますし、体を冷やしてしまうような物もあるので注意しなくてはいけません。
よく果物は朝に食べると金、昼に食べると銀、夜に食べると銅という言葉を聞いた事があると思います。
その理由は、果物は糖分が多いので、朝の寝起きにはとても適しているのですが、特に活動をしなくなる夜に取るとあまり良くない事からこのような言葉が誕生しました。
よって産後の場合は、朝や朝と昼の間に少しつまむ程度にしておくべきでしょう。
また、量をたくさん食べるのもあまり良くありません。
次に油ものですが、基本的に油ものはカロリーが高いので、産後に食べる事を控えるべきなのですが、揚げ物も果物と同様に夜食べるのはよくありません。
しかし、朝から油ものを食べるという人はあまりいないので、昼に少量食べるぐらいにしておくべきでしょう。
その時も、たっぷりと衣を付けてはいけないので、素揚げに近い状態で食べる事をお勧めします。
そして3時のおやつによくスナック菓子を食べるという人もいると思いますが、スナック菓子はできる限り控えるべきです。
どうしても食べたい時には、スナック菓子ではなく、和菓子を少量食べるぐらいにしておきましょう。
基本的にスナック菓子や洋菓子は糖分やカロリーが多すぎるので、産後の食事としては不適切です。
脂肪分や糖分の多い食事は極力控え、毎日の食事も洋食や中華ではなく、和食を中心とした食生活をするべきでしょう。
和食中心の食生活こそ、産後の時期を乗り切るために必要な食事と言えます。